げんき通信 Vol.28 令和4年6月24日発行
かっぱとキュウリは女性の味方
もうすぐ7月、気温も暖かくなって、そろそろ紫外線が気になる季節になりましたね。紫外線と言えば「キュウリの搾り汁」には消炎作用があり、日焼け止め
やシミの予防、やけどの治療に効果があるんです。
「最もカロリーが低い果実」としてギネスブックにも載っているキュウリは、約96%が水分ですが、カリウム、ビタミンC、βカロテンなどを多く含んでい
ます。
カリウムは人の体にとって必要なミネラルの一種で、血圧を下げる作用があります。カリウムは水溶性で、煮たり、茹でたりすると水に溶け出してしまうの
で、生野菜サラダなどにすると効率よく摂取できます。
ビタミンCは体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。日焼けを防ぐだけでなく、抗酸化作用によって動脈硬化や老化の予防効果が期待で
きます。ビタミンCは熱に弱いので、カリウム同様、サラダのように生で食べると効率よく摂取できます。
βカロテンは体内でビタミンAに変換されるので、目の健康保持、特に夜盲症の予防に不可欠です。その他、日焼けやシミだけでなく、がんの予防効果もあり
ます。
このようにキュウリの搾り汁は、やけどの治療薬、日焼け止め、化粧水など、手軽な民間療法として、全国各地で昔から重宝されています。
実は食物繊維も豊富なので、整腸作用があり、ダイエットにも効果的です。夏には人気の冷やし中華や生野菜サラダに欠かせないキュウリ、とかく彩り野菜と
して脇役のイメージが強いキュウリですが、女性にとって、こんなに強い味方だったんですよ。
キュウリが好きな動物といえばかっぱですけど、男の子のかっぱがキュウリを持っているのは、かっぱ巻きにして自分が食べるためではなくて、大好きな女の
子のかっぱにプレゼントするためかもしれませんね。私達もキュウリを食べて、かっぱに負けないように元気で美しく? 長生きしたいものですね。
アロママッサージ
植物成分によって、心身を癒す自然療法をアロマテラピーといい、その時に用いるのが精油(エッセンシャルオイル)です。
精油でマッサージをするときは、指で強く揉まなくても、優しく撫でるだけでもいいです。
キャリアオイル(植物油)10㎖に対して、精油を2滴(肌の弱い人や顔に用いる場合は1滴)加えて使いましょう。
足のむくみにはグレープフルーツ、冷え性にはカモミール、頭痛にはペパーミントなどがお勧めです。好みの香りや症状に応じて、自分に合ったものを選びま
しょう。
キャリアオイルと精油は、アロマショップで売られているものが、天然成分100%なので、お肌にも優しく、きちんとした効能も期待できて安心です。
東洋医学一般公開講座のご案内
『不調改善!ツボ押し体操』
首・肩のこり、疲れ目、むくみなどの不調を改善するツボ押し体操をご紹介します。
開催日・開催会場
7月27日(水) 札幌市北区民センター
8月6日(土) 北海道札幌視覚支援学校附属理療研修センター
8月18日(木) 札幌市西区民センター
8月31日(水) 旭川市障害者福祉センター おぴった
9月8日(木) 苫小牧市福祉ふれあいセンター
9月16日(金) 帯広市市民活動交流センター
9月27日(火) 札幌市白石区民センター
※日程、会場等は変更になる場合があります。
※受講の受付など詳細については、近くなりましたらホームページ等でご案内いたします。
※受講のお申し込みは電話またはメールでお願いします。
お問い合わせは・・・
北海道札幌視覚支援学校附属理療研修センター
TEL(011)533 - 3253
メールアドレス ahaki@popmail.hokkaido-c.ed.jp
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