令和6年10月26・27日

第3回基礎講座 『頸椎疾患と診察法』 開催

 10月26日(土)、27日(日)に、標記講座が開催されました。
 はじめに模型を用いて頸椎の構造と各頸椎の特徴的な運動について確認した後、主な疾患の原因や特徴および症状に関することを学習しました。特に神経根症状と脊髄症の鑑別では、この二つの症状を比較しながら学習しました。
 後半は問診、視診、触診、神経学的検査などの診察法について講義と一部実技を交えて解説しました。特に問診では、その項目のみにとどまらず、関連する内容について例を上げながら説明しました。
 最後に実際に頚椎椎間板症と診断を受けている方に、説明を加えながら問診から理学的検査のデモを行いました。
 比較的、臨床場面で遭遇する機会の多い疾患ですので、今までの症例を紹介したり、受講者の方が対応した患者などの情報交換を行いながら大変有意義な研修会となりました。







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