令和6年11月16(土)・17(日)
第4回臨床講座 『睡眠障害に対する理療治療』 開催
11月16日(土)・17日(日)に、標記講座が開催されました。
講座の前半では睡眠についてのメカニズムや睡眠障害の病態について解説しました。睡眠中には成長ホルモンなどいろいろなホルモンが分泌されることが知ら
れていますが、睡眠障害になるとグレリンやレプチンなどの食欲に関わるホルモンの分泌が変調をきたし、食欲が亢進するとのことで、睡眠障害が肥満や生活習
慣病のリスクを高めるということが印象的でした。
講座の後半では患者に対するセルフケアの方法として、お灸や呼吸法、筋弛緩法などを紹介し、受講者に実際に体験してもらいました。また、快眠のための手技療法としてロミロミを応用したハンドマッサージを受講者同士で実習しました。
日本人の5人に1人が睡眠障害があるそうで、日々の臨床でも睡眠障害に悩む患者さまは多くいると思います。患者さまへの生活指導の一助として、本講座がお役に立てば幸いです。
次回は12月8日(日)『山元式新頭鍼療法(YNSA)の理論と実践』というテーマで、こもれびの診療所院長加藤直哉先生をお招きして講座を開催します。ぜひご参加ください。


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