令和7年5月25日第1回東洋医学講座 『耳鍼の概要と治療の実際』開催今回は兵庫県神戸市から、神戸東洋医療学院付属治療院副院長の早川敏弘先生をお招きし、耳鍼の概要および施術法について、講義・実習を行いました。 午前は、これまで30年にわたる早川先生のご経験をもとに、耳鍼の歴史や治療の考え方をはじめ、耳穴を取る際に重要となる耳の各部位について詳しく説明 いただきました。さらに、受講者一人一人を回りながら実際に触れ、細かい部位の見方や反応について丁寧に教えていただきました。 午後の実習では、肩こり、腰痛、内臓の不調について、それぞれの見方と耳穴の定め方、刺激の仕方について具体的に見せていただきました。各症状と関係す る耳の部位への刺激による変化を細かく捉え、治療部位を定め、適した刺激方法を行っていく流れを確認することができました。また、脈診を行いながら耳穴を刺激 することで、効果的に耳鍼治療を行う方法についてもご教示いただくとともに、様々な質問にもお答えいただきました。 直接学ぶ機会の少ない耳鍼について、詳しく学ぶよい機会となりました。普段の治療にプラスすることで、より治療効果を高めることができると感じました。 次回は令和7年6月14日(土)・15日(日)に『関節モビライゼーション実技研修』というテーマで行います。 治療対象となりやすい肩、手、膝、足関節について、実際のモビライゼーション手技をご紹介します。実技中心の講座を予定しております。ぜひご参加ください。 ![]() ![]() ニューストップに戻る |