令和7年7月26日・27日第1回臨床講座 『股関節痛に対する理療治療』開催7月26日(土)・27日(日)の両日、標記講座が開催されました。本講座では、変形性股関節症(股OA)に焦点を当て、その病態と治療法について深く掘り下げました。 講座の前半では、股OAの概要として、原因、進行度別の所見・症状、診察の進め方について講義形式で解説しました。 後半の実技では、股OAの評価に役立つ徒手検査として、モディファイド・トーマステストやアンテリア・インピンジメントテストの実践を行いました。また、 治療手技として、腸腰筋や大腿筋膜張筋のトリガーポイントの確認方法、梨状筋や腸腰筋に対するマッスルエナジーテクニック、さらに股関節の可動域改善を目 的とした関節モビリゼーションのデモンストレーションを行い、その後各グループに分かれて実技を体験していただきました。 最後に、セルフケアとして、ご自宅で実践できるジグリング運動と3Dジグリングについて紹介しました。 本講座は、股OAに対する理療治療の理解を深め、実践的なスキルを習得する貴重な機会となりました。 ![]() ![]() ニューストップに戻る |