令和8年5月24日
第1回東洋医学講座 『手指鍼の概要と治療の実際』開催
今回は昨年に引き続き、神戸東洋医療学院付属治療院副院長の早川敏弘先生をお招きしました。今回は、手指鍼の概要および施術法について、講義・実習を行いました。
午前は、中国式の手鍼療法の考え方、場所の取り方について、デモンストレーションを交えてお話いただきました。
教科書では目にすることの多い「落枕」や「腰痛点」という経穴について、それぞれ関係する手の領域(頸咽区、腰腿区)をゾーンとして捉え、その中から違
和感を見つけて実際の施術部位を絞っていく流れなど、具体的に施術の手順を見せていただくとともに、各受講者が体の変化を体験ことができ、驚きの声が上
がっていました。
午後は、高麗式手指鍼を中心に、デモンストレーションを交えてお話いただきました。
手の表面に各経絡を投影し、患者の動きによる症状から治療点を探る流れについて、受講者の様々な症状を例に見せていただきました。
症状の出る部位を参考に、関係する手の部位に触れ、反応点を的確に見つけ、その部に対して鍼やパイオネックスなどを行いました。少しの刺激でそれぞれの症状が改善される様子が見られ、興味深い内容でした。
全体を通して、手の反応を見る際には、最初に「フェザータッチ」からはじめること、そして、硬結(こり)ではなく、かすかな「違和感」に目を向けることが非常に重要だと説明されていました。
直接学ぶ機会の少ない手指鍼について、詳しく学ぶよい機会となりました。普段の治療にプラスすることで、治療アプローチをより広げることができると感じました。
次回は6月6日(土)・7日(日)に『変形性股関節症への臨床的アプローチ〜評価から実践的治療まで〜』というテーマで行います。
昨年の股関節痛に関する講座をさらに深め、変形性股関節症に注目します。触診による評価の要点を整理するとともに、運動療法や基本的な実践方法、さらに
臨床で活用しやすい手技を取り上げます。基礎から応用までを体系的に解説し、実践に直結する知識の習得を目指します。ぜひご参加ください。
 
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