令和6年度 前期 研修講座案内
研修講座メインテーマ 『価値ある理療の更なる普及を目指して』
◆研修講座の
申込開始時期の変更について
研修講座参加申込の開始時期は、各
講座の2カ月前の1日から となっています。
お申し込みの際は、各講座の実施日をご確認の上、お間違えのないようお願いたします。
注) 講師の都合等により、講座日・内容が変更になる場合があります。詳しくは電話等でご確認ください。
はじめての方はこちらへ
[3/14から受付] 5月18日(土)・19日
(日) |
関節モビライゼーションを身につけよう
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[4/1から受付] 6月16日
(日) |
コロナ後遺症に対する鍼灸治療
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[5/1から受付] 7月7日(日)
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午前 気象病と自律神経
午後 認知症の正しい理解とその対応
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[5/1から受付] 7月28日(日)
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最新の免疫から考えるこれからの理療のあり方 |
[6/1から受付] 8月17日(土)・18日(日) |
頭部の局所解剖と生体観察 |
[6/1から受付] 8月25日(日) |
スポーツマッサージの実際 |
[7/1から受付] 9月1日(日) |
耳鍼の概要と治療の実際 |
[7/1から受付] 9月8日(日) |
医療リンパドレナージの実際 |
[7/1から受付] 9月28日(土)・29日(日) |
膝OAに対する理療治療
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地域研修講座
開催日 |
講座名 |
開催地 |
テーマ
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講師
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7月28日(日) |
道央地域研修講座 |
札幌市
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最新の免疫から考えるこれからの理療のあり方〜自然免疫による理療の可能性
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矢野 忠 先生
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10月27日(日) |
道南地域研修講座 |
函館市
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関節モビライゼーションを身に付けよう
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センター指導員
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11月2日
(土)
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釧根三療研修会
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釧路市
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スポーツ障害に対する理療治療〜肘関節と足関節を中心に |
センター指導員
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11月3日
(日)
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道東地域研修講座
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釧路市
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関節モビライゼーションを身に付けよう
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センター指導員
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※日程・会場は変更となる場合がありま
す。詳しいご案内は、後日地域ごとにお知らせします。
前期 研修講座内容
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5月18日(土) 13:00〜16:00 / 19日(日) 9:30〜12:30
『関節モビライゼーションを身につけよう』 ★あはき
師対象
内
容:関節モビライゼーションは、疼痛や関節可動域の改善を目的として、徒手により他動的に関節を正常位置に戻す手技です。運動器疾患による疼痛や可動域制限だけではなく、神経痛、自律神経系の症状にも効果があるとも言われています。
本講座では、施術する機会の多い肩関節、股関節、膝関節、足関節を中心に、基本的な施術法の紹介及び実習を行います。日常の施術にプラスする選択枝の一つとして身に付けられることを目標に、研修したいと思います。
講 師:センター指導員
■
6月16日(日) 10:00〜15:00
『コロナ後遺症に対する鍼灸治療』
★あはき師対象
内
容:新型コロナウィルス感染症の感染拡大後、長引く後遺症も問題となっています。嗅覚障害、難聴、咳、味覚障害などの耳鼻咽喉科疾患をはじめ、脱毛やブレインフォグなど多岐にわたる症状が報告されています。
本講座では、2020年頃からコロナ後遺症の患者さんを数多く治療されている>藤井先生をお招きし、中医学をベースに日本の風土等に適合した治療の考え方と具体的な手法についてご教授いただきます。また、灸治療については、視覚障がい者にも取り入れやすい方法もご紹介いただく予定です。
講 師:結鍼灸院院長 藤井 正道 先生
【主な書籍】
灸法実践マニュアル:2009年
■
7月7日(日) 10:00〜12:00 / 13:00〜15:00
午前 『気象病と自律神経』
★あはき師対象
内 容:近年、季節の変化や天候の変化に伴って起こる様々な体調の悪化を、「気象病・天気病」という概念で捉え、診察・治療が行われるようになりました。佐藤先生は、日本で最初に気象病外来・天気痛外来を立ち上げ、これまで30年以上にわたり、気象と痛み、自律神経との関連を研究し、数多くの患者さんを診療してきました。
本講座では、気象病の概要や現在の治療法、自律神経との関係、セルフケア等についてお話いただきます。
講 師:愛知医科大学病院 いたみセンター 佐藤 純 先生
【主な書籍】 1万人を治療した天気痛tドクターが教える「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本:2022年
「雨の日、なんだか体調悪い」がスーッと消える「雨ダルさん」の本:2021年
天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!:2015年
まんがでわかる天気痛の治し方 気圧による不調をズバッと解決!:2018年
天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法:2017年
ビジネスパーソンのための低気圧不調に打ち勝つ12の習慣:2021年
午後 『認知症の正しい理解とその対応』 ★あ
はき師対象
内 容:認知症は2025年には、65歳以上の約5人に1人が発症すると推定されています。理療の現場では在宅マッサージをはじめ、認知症の家族を介護している患者さんなど、直接的・間接的にも遭遇する機会が増えることは確実です。
本講座では、診断やリハビリテーションをはじめ、認知症の様々な症状の発症の理由や正しい対応方法などについてご講義いただきます。
講 師:札幌渓仁会リハビリテーション病院 長谷部 浩平 先生
■ 7月28日(日) 10:00〜15:00
『最新の免疫から考えるこれからの理療のあり方〜自然免疫による理療の可能性』 ★あはき師対象
内
容:免疫には自然免疫と獲得免疫がありますが、最も重要な生体防御は自然免疫によります。理療は自然免疫を最大限に活かす伝統医療であることから、古来
より健康長寿を支援する医療として国民の保健に寄与してきました。この実績から健康寿命の延伸に貢献することが期待されます。
本講座では、自然治癒力の最大の力である自然免疫を鼓舞する理療の本当のチカラについて、免疫、特に自然免疫について分かりやすく紹介するとともに、21世紀の理療のかたちについて講義と実技を行います。
講 師:明治国際医療大学名誉学長 矢野 忠 先生
【主な書籍】
職業としての鍼灸 鍼灸の未来を創る:2022年
鍼灸臨床最新科学 メカニズムとエビデンス:2014年
図解鍼灸療法技術ガイド 鍼灸臨床の場で必ず役立つ実践のすべて
1:2012年
図解鍼灸療法技術ガイド 鍼灸臨床の場で必ず役立つ実践のすべて
2:2012年
レディース鍼灸 ライフサイクルに応じた女性のヘルスケア:2006年
鍼灸禁忌マニュアル:2004年
■
8月17日(土) 13:00〜16:00 / 18日(日) 9:30〜12:30
『頭部の局所解剖と生体観察』 ☆あはき
師対象
内 容:最近「美容鍼灸」など、頭部への施術に注目が集まっています。また、以前から頭痛や三叉神経痛、顔面神経麻痺などの他、眼精疲労、アレルギー性鼻炎などに対し、顔面部に施術を行う機会も多くなっています。
本講座では、頭部に注目し、その局所解剖を学習すると共に、生体観察の実技を交えながら学習します。
講 師:センター指導員
■ 8月24日(日)
『スポーツマッサージの実際〜北海道マラソン2024ボラン
ティアマッサージ』
★あん摩マッサージ指圧師対象
内 容:北海道マラソン2024に出場するランナーを対象に、レース直後の疲労回復・ケアを目的としたマッサージ施術を行います。会場は昨年と同様、大通公園内を予定しております。エリートランナーへの施術や筋けいれんに対する処置、急性期の筋へのアプローチなどを経験できる貴重な機会です。詳しい内容が決まり次第、皆様にお伝えします。多くの参加をお待ちしております。
講 師:センター指導員
■
9月1日(日) 10:00〜15:00
『耳鍼の概要と治療の実際』 ★あはき師対象
内
容:1950年代にフランスのポール・ノジェ医師が開発した耳鍼は、現在、痛みの緩和から内臓疾患、美容などにも利用されています。アメリカでは、戦争によるPTSDの治療にも活用の場が広がっています。
本講座では、耳鍼の歴史や日本の現状などのご説明をはじめ、実際の施術についても詳しくご教授いただきます。また、セルフケアの方法についてもご紹介いただく予定です。
講 師:神戸東洋医療学院付属治療院副院長 早川 敏弘 先生
■ 9月8日(日) 10:00〜15:00
『医療リンパドレナージの実際』
★あはき師対象
内 容:リ
ンパドレナージは、リンパ液やリンパ管が原因となって起こるリンパ浮腫に対して行います。リンパ液の生成・排出の促進、増殖した結合組織をほぐす、痛みの
緩和、骨格筋の緊張改善等の効果があります。その対象の多くは癌摘出手術後の患者であり、私たちも臨床で遭遇することは少なくないと思います。
本講座では、あはき師である阿部先生より、リンパドレナージの適応・禁忌等をご説明いただき、実技指導に重点を置いてご教授いただきます。
講 師:帯広北斗病院専従セラピスト 阿部 聡 先生
■ 9月28日(土) 13:00〜16:00 / 29日(日) 9:30〜12:30
『膝OAに対する理療治療』
★あはき師対象
内 容:膝OAは50歳以上の2人に1人が罹患しているとも言われています。人生100年時代膝の痛みによって活動量が減り、ロコモ状態から要介護状態へ移行させないため、末永い健康寿命の確保にむけ早期の治療や予防が必須です。
本講座では、膝OAの主症状である痛みと腫脹に対する理療治療とセルフケア、予防法等について取り上げます。
講 師:センター指導員
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