令和7年度 前期研修講座案内

研修講座メインテーマ 『より広く、深い治療技術の習得』


◆研修講座の 申込開始時期について
 研修講座参加申込の開始時期は、各 講座の2カ月前の1日から となっています。
 お申し込みの際は、各講座の実施日をご確認の上、お間違えのないようお願いたします。

今年度より外部講師による講座の開始時間が、9:30からとなっております。ご注意ください!!

◆受講資格について
 あはき師対象:
あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許、きゅう師免許のいずれかをお持ちであれば受講できます。
 あマ指師対象:
あん摩マッサージ指圧師免許をお持ちの方が受講できます。

注) 講師の都合等により、講座日・内容が変更になる場合があります。詳しくは電話等でご確認ください。

はじめての方はこちらへ(研修講座のご案内)

(終了) 5月25日(日)  耳鍼の概要と治療の実際
(終了) 6月14日(土)・15日(日)  関節モビライゼーション実技研修
(終了) 6月29日(日) ※Zoom受講可
 安全な鍼灸施術のために
(受付中) 7 月13日(日) ※Zoom受講可
(午前)アロマオイルの効能と活用法
(午後)性的マイノリティと医療
(受付中) 7月26日(土)・27日(日)  股関節痛に対する理療治療
(受付中) 8月31日(日)  スポーツマッサージの実際
(7月1日より受付) 9月 20日(土)・21日(日)
 運動器疾患に対する各種体操療法の実際
(8月1日より受付) 10月5日(日)  腹診の基礎と実践
(8月1日より受付) 10月26日(日)  指圧の基礎と応用〜妊娠中・産後のケア〜
(9月1日より受付) 11月16日(日)  高齢者に寄り添う鍼灸治療
(9月1日より受付) 11月29日(土)・30日(日)  血圧異常に対する理療治療
(10月1日より受付) 12月13日(土)・14日(日)  明日から使えるこの1穴
(11月1日より受付) 令和8年1月18日(日)  浮腫に対する手技療法1〜下肢編〜
(12月1日より受付) 令和8年2月1日(日) ※Zoom受講可  (午前)施術者として知っておきたいカウンセリングの知識と技術
 (午後)最新の皮膚科疾患治療
(12月1日より受付) 令和8年2月15日(日)  浮腫に対する手技療法2〜上肢編〜


前期 研修講座内容


■ 5月25日(日) 9:30〜14:30

『耳鍼の概要と治療の実際』  ★あはき 師対象

内  容:1950年代にフランスのポール・ノジェ医師が開発した耳鍼は、現在、痛みの緩和から内臓疾患、美容などにも利用されています。アメリカでは、戦争 によるPTSDの治療にも活用の場が広がっています。 本講座では、耳鍼の歴史や日本の現状などの説明をはじめ、実際の施術についても詳しくご指導いただきます。また、セルフケアの方法についてもご紹介いただ く予定です。
講 師:神戸東洋医療学院付属治療院 副院長 早川 敏弘 先生
【主な書籍】 
耳鍼の最新情報 2020年版
東洋医学からみる季節の症状と薬膳
薬膳と医食同源の基礎


■ 6月14日(土) 13:00〜16:00 15日(日) 9:30〜12:30

『関節モビライゼーション実技研修』   ★あはき師対象

内  容:昨年度は「関節モビライゼーションを身に付けよう」をテーマに、関節モビライゼーションに関する事項についての総論および、肩関節に絞った実習を行いました。
今年度は、より具体的な行い方について、実技中心で行います。
特に治療対象となりやすい肩関節、膝関節をはじめ、手関節、股関節、足関節についても離開法・滑り法を行います。
各関節の痛みや可動域制限の改善のため、臨床での治療にすぐに取り入れられる内容をご紹介します。
講 師:センター指導員


■ 6月29日(日) 9:30〜14:30

『安全な鍼灸施術のために』   ★あはき師対象  

内 容:患者さんを施術する際には、症状を改善させることとともに、リスクを回避し、安全に行うことも重要となります。そのためにも、リスク管理に関する知識・技術を身に付けるとともに、安全に関する高い意識が必要となります。
そこで今回は、鍼灸安全対策ガイドラインの作成にも携わり、さらに経穴部の局所解剖にも詳しい上原明仁先生をお招きします。鍼灸施術を中心に、施術による 具体的なリスクや実際の事例のほか、解剖学的に注意が必要な経穴に関する知識、安全な刺鍼法、施灸法についてご指導いただきます。さらに、患者さんに安心 して施術を受けてもらうための工夫や注意点についてご講義いただきます。
講 師:東京呉竹医療専門学校 東洋医学臨床研究所 副所長 上原 明仁 先生
【主な書籍】
臨床経穴局所解剖学カラーアトラス
鍼灸安全対策マニュアル


■ 7月13日(日) 9:30〜11:30 12:30〜14:30 

午前 『アロマオイルの効能と活用法』   ★あはき師対象  

内 容:最も原始的な感覚である嗅覚は、人間の潜在的な本能に働きかけ、感情や自律神経の変化に直結します。
アロマオイルは嗅覚に働きかけ、癒やしや活力を与える効果が非常に高いと考えられます。
その効果は多岐にわたり、ストレス緩和だけではなく、不眠や認知症などの症状を改善させる効果も報告されています。
そこで今回は、日本アロマ環境協会認定アロマセラピストであり、視覚障害の方への講習経験もお持ちの城寶葉子先生をお招きし、各種アロマオイルの効能や、自身または施術の中での活用の仕方についてご講義いただきます。
また、実際にオイルをブレンドする実習も行う予定です。
講 師:Natural_Scent 代表 城寶 葉子 先生

午後 『性的マイノリティと医療』   ★あはき師対象

内 容:近年、多様性を重視した考え方が社会、経済、環境など多くの面で重要と考えられるようになりました。
そのなかで、性的マイノリティに関する話題については、特に注目を集めています。
しかし、当事者自身が抱える悩みや、周囲の無理解、無意識にしてしまう不適切な声がけなど、現在でも多くの課題がみられます。
我々施術者も、治療の際には、これらの知識を踏まえ、必要な配慮を講じる必要があります。
そこで今回は、これまでも性的マイノリティ当事者への医療的ケアをはじめとして関わってこられた池田官司先生をお招きし、性的マイノリティに関する基本的な内容に加え、池田先生が専門とされているトランスジェンダーについて詳しくご講義いただきます。
講 師:医療法人北仁会 幹メンタルクリニック 院長 池田 官司 先生


■ 7月26日(土) 13:00〜16:00 27日(日) 9:30〜12:30 

『股関節痛に対する理療治療 〜変形性股関節症を中心に〜』   ★あはき師対象  

内 容:股関節の痛みは膝関節の痛みとともに高齢者の外出の機会を減らす大きな要因となっています。    
その中でも変形性股関節症によって股関節痛を発症する患者が最も多く、日本には500万人の患者が存在すると言われています。
本講座では、股関節痛の原因として最も多い変形性股関節症に対する鍼灸手技療法を取り上げるとともに、運動療法や患者へのセルフケアのアドバイスについても取り上げます。
実技を主体とした講座です。
講 師:センター指導員


■ 8月
31日(日) 11:00〜16:00

『スポーツマッサージの実際 〜北海道マラソン2025 ボランティアマッサージ』   ★あマ指師対象  

内 容:北海道マラソン2025に出場するランナーを対象に、レース直後の疲労回復・ケアを目的としたマッサージ施術を行います。
会場は昨年と同様、大通公園内を予定しております。
エリートランナーへの施術や筋けいれんに対する処置、急性期の筋へのアプローチなどを経験できる貴重な機会です。
詳しい内容が決まり次第、皆様にお伝えします。
多くの参加をお待ちしております。
講 師:センター指導員


■ 9月
20日(土) 13:00〜16:00 21日(日) 9:30〜12:30 

『運動器疾患に対する各種体操療法の実際』   ★あはき師対象  

内 容:臨床場面で多く遭遇する「頸肩部のこり」、「肩関節の痛み」、「腰痛」、「膝痛」に対しては、鍼灸や手技療法が中心となりますが、併せて、各種の体操療法を加えることで、さらに治療効果を上げることができると考えられます。
また、患者指導の面からこれらの体操療法を励行することで生活の質を高められることも予測されます。
本講座では、運動器疾患に対する各種の体操療法を理解し、実際の患者指導ができるようになることを目的として研修します。
講 師:センター指導員


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